主人とは結婚して5年目にようやく子どもを妊娠することが出来ました。
子どもが出来るまでは共働きで、私も家のことが全然出来ていませんでしたが、産休に入ったのをきっかけに、出産に備えて家を片付けることにしました。
夫婦で使っているクローゼットを片づけて、子ども服を収納するスペースを作ろうと思い、主人の古い荷物を整理していたところ、以前主人が仕事で使っていた手帳が出てきました。手帳の中には、見たことがない女性の文字で書かれた手紙が挟んでありました。「奥さんがいても構わない」「あなたと会えてよかった」「二番目でも構わない」など、明らかに仕事上の付き合いではない関係だと分かりました。名前が書いてあったので、インターネットで調べてみると、主人とフェイスブックで友達にまでなっていました。
妊娠中の浮気であったことやフェイスブックで堂々と友達になっている厚かましさから、出産前にけりをつけたいと考えた私は、初孫フィーバーで舞い上がっている主人のお母様に言いつけることにしました。「ことによっては、実家で出産後もう帰ってこないこともありうる」と言ったのが、相当懲りたのでしょう。お義母さまとお義父さまからこってりと絞られた主人は、浮気自体を認めはしなかったものの、「もう怪しまれるようなことはしない」とみんなの前で誓わされました。
結局主人が浮気を認めなかったので、グレーなままでモヤモヤする気持ちは残りましたが、浮気の件を考えるだけでお腹が張ってしまう状態だったので、許すことにしました。
今では、生まれてきた長女にメロメロですっかり更生したようです。